彼を知り己を知れば百戦して危うからず。
なんて言葉がありますけど、就職転職でも「彼」=業界、企業を知ることと、それから己を知ることは大事ですよね。
自己分析とは文字通り「自分自身を分析すること」です。
自分自身を分析するには、現在の自分に至るまでの歴史を再確認したり、自分の長所短所、好き嫌い、得意苦手といった基本的な性格を探るなどさまざまな方法があります。書籍などで詳しい方法が紹介されていますので読んでみるといいかもしれません。
たとえば、自分の好きなことややりたいこと、それから自分が得意なことを片っ端から書き出してみて、その2つの重なるところに注目してみるという方法もあります。自分が好きで、しかも得意となれば、これは仕事上の大きな武器になるでしょうから。
自己分析は自分と向き合い自分を深く見つめなおす大変骨の折れる作業でもあります。
就職活動において「自己分析」は最も重要な作業であり、最初に取り掛かる活動です。
自己分析によって自分の強みや興味、やりたいことを見つけ出し希望する業界や職種を絞り込むためです。
自分のやりたいことがわからずに、漫然と職場を選んでいると、就職してからつらい思いをする確率が高いです。たまたまそこが自分に向いていたなんてこともたまにはるのでしょうけど。
自己分析を怠ると自分を生かす職業や満足できる会社を見つけることができず、なんとなく入社してしまって、早すぎる退職や納得のいかない就職になり兼ねません。
実際に就職活動をしている学生は職業を選ぶとき、「得意なこと」「向いていること」ではなく、「やりたいこと」などの視点で職業を選ぶ傾向があります。
「やりたいこと」が本当に自分自身で分かっているのかが問題です。
「やりたいこと」を探すための手段が自己分析なのです。
しかしまあ、やりたいことといっても自己分析だけではっきりしてくるものでもないでしょうね。特に若いうちはそうなんじゃないでしょうか。何年か社会経験を積んで、やっと自分の本当にやりたいことが見えてくる、というのが普通でしょう。
だからといって自己分析をいい加減にやっていいことにはなりません。
その時点で最大限自分に向いているものを選んでこそ、次につなげやすくなるというものでしょう。
自己分析の際、自分を客観的にみるために適性検査を利用するのも一つの方法です。
適性検査とは、個人がどのような適性を持っているかを調べる検査です。
自分では気がつかない潜在的な資質を知る上で有効な手段です。
自分の性質がどのような職業に受け入れられやすいのかを知り、広く職業を検討する機会を持つことができます。
就きたい職業が決まっていない人で、自己分析もいまいち自信がないなあ・・・という人には有効な判断材料の一つとして受けてみるとよいでしょう。